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副委員長の雑多な感想

こんにちは。
マサフミ役をやらせていただきました、木村聡です。

観に来てくださった皆さま
ありがとうございました。

DOCSの皆さま
お疲れ様でした。



この作品を知ったのは一昨年の青春舞台という番組。
高校演劇の全国大会上位4校を放送する番組なのですが
「河童」はこの年に最優秀賞を取った作品でした。

衝撃的なプロローグ。
真っ暗な舞台に椅子と生徒が並んでいて
そこに照明の光が差し込んでいる。
河童について語る姿は「個」ではなく「群」
迫ってくるものがありました。
一気に引き込まれました。

今年のDOCSの募集要項に「河童」を上演すると書いてあって
わくわくしながら応募しました。

台本を初めて読んだ感想は「気持ち悪い」でした。
(畑澤さん、すみません。良い意味で、です。)
それから台本をむしゃむしゃ読んで
読み続けても気持ち悪くて

この作品を演じたい思いと
演じることへの恐怖、不安がありました。


そして今年は入場料を取るとのこと。
しかも千円。千円ですよ。
千円あったら宮島まで行って、もみじ饅頭食べて、帰れますよ。
あぁ怖い。

スタジオの座席が130席。
8割埋まって100席。
二公演で200席。
一人1000円×200席=200000円。
あぁ怖い。

自分一人に千円分の価値があるわけではない。
それはわかってます。
わかってますが、
考えずにはいられません。

南区民でやっている別の制作の団体にも所属しているので
公演をやるのに金がかかるのは十分承知。
で・す・が
制作脳と役者脳が頭のなかで戦っていました。

制作の仕事をしていた中で印象的な言葉が
「チケットが売れない役者は役者じゃない」
きつい言葉だとは思いましたが
確かにそうだと思います。
自分の芝居に自信を持って売れなくて
何が役者か


話は変わりますが

今回は基礎練隊長という肩書きをいただきました。
名ばかりの肩書きです。
隊長だけ違うことをしていることが、よくありますし。


自分の出てないシーンでは演出席に座らせていただいて。
古城さんの隣にいることは大変勉強になりました。
演出、演技、演劇力みたいなものを感じれて
学ぶことはたくさんありました。

でも夜、夢に出てくるのはやめてください。
トラウマです。



この芝居に関わってくださった皆さま
ありがとうございました。

12月公演もよろしくお願いします。



次は、トシキ役の岩田君です。
どうぞ!
by docs_h | 2010-09-06 14:59

広島の劇団"DOCS(ドックス)" 演劇起源創造スタジオのブログです!稽古や公演情報などはもちろん、劇団員の趣味なども載せていきます!お楽しみあれ!

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