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修学旅行の復讐


昨日は、ご来場いただき、本当にありがとうございました!
ヒメノを演じました古山渚です。
公演が終わって、部屋を片付けなきゃとかメール返さなきゃ戯曲書かなきゃとか、唐突に帰って来た現実にまだ戸惑っているところです。


台本を読んで、最初の最初に思ったのは、絶対にヒメノがやりたい、ということでした。
5年前にはじめて古城さんが講師のワークショップに参加したとき、
10日間という短い期間で作ったのは、「河童」と同じく畑澤聖悟さんが書いた「修学旅行」でした。
公演が終わって1カ月くらいしてから、
「こんな感情ももてたんだ」
「こんな言い方もできたんだ」
と気付いて、頭を抱えこんで、悔しい思いをしました。
もう一度、やり直したい気持ちでいっぱいでした。

そもそもこのワークショップに参加したのは、高校の演劇部を辞めた少しあと。
人間関係がどうしてもうまくいかなくて辞めて、それでも未練がましく演劇部の部室を出入りしていたら、見つけた一枚のチラシがきっかけでした。
そして、ふらふらと蜂が蜜に吸い寄せられるように、参加しました。
いただいた役は今までで一番大きくて台詞も多い、なんと主役。
作る期間は今までで一番短い。
筋肉痛は辛いし、演出の古城さんは色んな事を要求してくるから、台詞と段取りでいっぱいいっぱい。
でも、楽しかったんですよねー。

それから、毎年このワークショップに参加し続け、その間に色んな事がありました。
受講生も講師も、色んな人に出会いました。
色んな本を上演してきました。
それでも一番悔しい思いをしたのは多分「修学旅行」で、一番「芝居をした」と思えたのも「修学旅行」でした。

だからこそ、今回ヒメノを演じることができて本当によかったです。
作者が同じとは言え、まったく方向性の違う作品で、方向性の違った役柄。
でも、観た人がそれぞれのレベルで楽しむことのできる、深みのある、強いメッセージ性のある作品であることには変わりません。
結局、演じてみてどうだったかは、今から1カ月くらいするまでわからん気がします(笑)
残されたのは爪の間の緑色と肌荒れとオカッパ。
ヒメノとして色んなことを感じました。辛かったり、悲しかったり、苛々したり。
自分自身のままでは得られない感情。

これから、どんな芝居に出会って、どんなことを感じることができるのかなー、と今からもう楽しみです。
さぁ、部屋の掃除と戯曲をがんばるぞー。
by docs_h | 2010-08-28 20:53

広島の劇団"DOCS(ドックス)" 演劇起源創造スタジオのブログです!稽古や公演情報などはもちろん、劇団員の趣味なども載せていきます!お楽しみあれ!
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